気象の激しい変化、曇天の国新潟県での暮らし
新潟県と聞くと名産品のお米のイメージがあり、お米が美味しいと天候などにも恵まれているイメージが強いです。しかし実際の新潟県はそんな印象とやや離れた場所となっています。そんな新潟県についてご紹介いたします。
・曇天の国、新潟県はとても大変
自然の豊かなイメージも強いであろう新潟県は、お米の有名ブランドコシヒカリも生産している地域です。
農作物が豊富に獲れるところは天候も安定し、作物が育ちやすい、そんな気持ちいい気候をイメージしがちですが、実際の新潟はそうしたイメージとはまた違うものとなっています。
新潟県の基本的な気候はなんと曇天で、基本曇り空が広がっている地域となっています。
一年のほとんどが曇天で、今日も曇りか、というのはいつものことです。一年のほとんど、晴れ間が多いのは夏のシーズンでその他は基本的に曇りとなっています。
また新潟の天気は本当に変化が激しく、モンスターと言われているほどです。
農作物のよく獲れる穏やかな地域だろう、そうした理由で新潟を訪れた場合びっくりしてしまいます。
関東から新潟に行くだけでも常識外れすぎる天候、とても厳しい地域で逞しく農作物も獲り生活している、それが新潟の人です。
まず新潟はほかの地域とは晴の概念が違います。
大袈裟かもしれませんが、雨や雪がやんだだけでそれは晴れと言われているほどです。
他の地域の人間から見ると曇りでも、雨や雪が降っていなければ新潟では晴とされているほどに、普段晴れ間がない場所と言われています。
この新潟の天気は地形によるもので、地形や気流によってこの曇天の天気が普通となっています。
晴れが少ない曇天の国、また島国という特色がよくでている地域ともいえます。
そんな新潟では基本的に、傘は必ず持ち歩くものとされています。
新潟は天候の変化が非常に激しい場所、さっきまで降っていなかったのに突然大雨に見舞われる、そんなことも十分起こりうるためです。
家を出た時には晴れていてもいきなり強風、そして雨やあられが降ってくる、そんなこともよくあります。
また逆に、出るときは酷い天候でもしばらくすると晴れたり曇ったりと、本当に突然変わる天候をしているのが新潟の不思議な所です。
これが一時間単位ならわかりますが、激しいときには数分単位で天候がころころ変わるので天気予報で雨が降らないと言われていても雨具は持っておくには常識となっています。
そしてこの天候の激しい変わり方は特に夏と冬の季節風がぶつかりあう季節の変わり目が激しく、この期間は天気が不安定なので常に天候に警戒しなければならない、そんな時期となっています。
この天候の激しさは新潟以外の人間にはなかなかついていけないほどのものです。
そのため新潟県に出張や移住したての方はこの新潟の気象を「モンスター」と比喩することもあります。
雨具を持っていても最初は新潟の天候に耐えられない傘を持ってしまい、激しい雨風に傘を何本も壊してしまった、そんな方も多いです。
逆に新潟のその気候に慣れていると、傘もうまく使いこなししっかりと雨風を防ぐようになります。
本当になれていないと、対策がとれない…そんな厳しい天候の場所となっています。
新潟に来たばかりだとこの天候に翻弄されてしまい、いつ雨に降られるかなどの警戒をすることになります。
順応さえしてしまえばそれが普通になるので、たいしたことは内容ですが初心者の間は適応が大変そうです。
・天候だけではなく気候も過酷な新潟
新潟は冬は寒いイメージがありますが、夏も大変な猛暑になる地域であると有名です。
夏は暑く冬は寒い、かなり厳しい環境といわれています。
新潟のイメージは雪深い地域、そのため年間通して涼しいというイメージを持っている方も多いです。
しかしそれは間違いで、夏もかなり暑い地域となっています。
もちろん北国ということで全国の気温と比べれば同じくらいか、いくらか涼しいかもしれません、しかしさほど変わらずに猛暑である場合が殆どとなっています。
またコシヒカリが作られているような地形は盆地となっているので、熱気がそこに籠りやすく更に暑さを感じやすいものとなっています。
では新潟はどこまでも天候上デメリットしか存在しないのか?確かに過ごすにはかなり厳しい条件ですが、関東や関西の冬に比べて地形の問題で、刺すような寒さはなく、また二本海から吹き付ける風は山に阻まれるため直接新潟に届くわけではないです。
そのため冬場の体感温度はどこか温かめ、それでも風が吹きつける場合もありますが、比較的冬場は痛むような寒さは感じられないと言われています。
実際雪国から来た人は関東や関西の寒さは平気なように感じますが、「都会のほうが寒い!」という方も多いです。
これは吹き付ける風による体感温度によるもので、実際の温度は低くても風が緩和されているだけで北国の方が過ごしやすく感じることもあります。
ですが冬の新潟、他の地域には起こりづらいことが起こるのも事実です。
通常夏に多い雷が冬場に起こったり、他の地域とは全く違う天候になる、それはかわりないですし、曇天続きなことも突然の雨あられも十分にあります。
天候の変化の激しさは新潟の人には既に些細なものとなっていますが、移住となるとしっかり肝に銘じておく必要があります。
晴れが多い夏の期間以外はこうした天候の変化に備えてしっかり住宅や車を整備しておくのも新潟で生活するうえで重要なことといえます。
・新潟で住むために快適な設備をもつ
新潟のように厳しい天候、気象の地域で暮らす場合、その条件に耐えられるような設備が必要となってきます。そのためにも家の外壁コーティングや構造の工夫、また雨が多い地域故にそんな天候の時の強い味方である車へのコーティングも大切とされています。
家や車は一見劣化などなかなかしないもののように感じるかもしれませんが、厳しい日差しで日焼けしたり、雨風で劣化したりは当然のようにします。
その劣化などを防ぐためにもさまざまな対策は必要です。
それらを劣化したら買い替える、というサイクルをするのは難しいものですし、また何もせずにメンテナンス費用だけがかさんでいくのもコストパフォーマンスが悪いです。
それらのコスパ削減の為に必要なのが最初からできるだけコーティングなどの保護をしておく、それが重要です。
天候の変化が激しく晴れ間が少ない、そして気象も厳しく夏は熱気に包まれている、そんな条件の新潟では家や車はきちんと保護しておかなければすぐにダメになってしまいます。
いずれも決して安くはない買い物です。
長い間快適に使い続けるためにも最初の内にできる工夫はしておくべきです。
厳しい環境にそのまま耐えるよりも、ずいぶんコスパのいい方法は発見されています。
それらに手を出すと高額の資金が必要になると考えがちですが、それで財産の寿命が延びることも多々あるので長い目で見るとコスパは良好となっています。
いま現在新潟で住んでいるならば勿論、これから新潟に移住を考えている方もこうした車や家の保護をし、新潟での生活に備えるのをおすすめいたします。
なんでも備えあれば憂いなしです、特に移住をお考えの方はほかの地域と随分ギャップのある新潟の気候に驚かされる前に、下準備をきちんとしておくのが一番です。
少しでも厳しい条件を快適に過ごす方法はいくつもあります